2020年02月11日

ミヤイリガイ展示開始の裏には

「ミヤイリガイと地方病~7ミリの小さな巻貝と115年の長い歴史~」の展示が始まって1週間が経ちました。

テレビや新聞などでも取り上げていただき、少しずつミヤイリガイを見に来たという方が増えてきました。

ミヤイリガイのパネルは縦横それぞれ2メートルほどあり、水族館の2階のフロアに行けばどこからでも見えるような大きさです。

意外と大きいんです

実は、このパネルを貼り付けている骨組みの部分は私たち飼育スタッフが1から製作しました。

水槽台を設計図から作るのは水族館1階にある両生類水槽を作ったとき以来なので、4年ぶりです。

大きな木材を組み合わせながら作っていくので、

ヤイリガイ専用の部屋を作っているような感じで楽しく作業することができました。

木材をたくさん使ってます

 

また、パネルの内容も自分たちで作成しました。

パネルを作成するにあたって、莫大な量の情報をわかりやすく正確に伝える。という事を考えながら作りました。

今まで作ったことがない大きさのパネルだったので、どうすれば見やすいパネルの配置になるか、

読みやすい文字サイズはどれか、写真の大きさはどれくらいかなど、何回も調整しました。

ミヤイリガイの生体だけではなく、パネルにも注目していただければ嬉しいです。

ミヤイリガイ

飼育スタッフ 西中