2019年06月10日

めり込んでます。

水族館2階で展示しているフトアゴヒゲトカゲは、謎の格好をしていることがよくあります。

そんな彼の水槽を、今日も何気なく覗いてみました。

後ろから見た時には特に変なところはなかったのですが、正面に回ってみて驚きました。

なんと、見事に木の先端が顎にめり込んでいるではないですか。

苦しくはないのかと思いつつ見ていましたが、彼はリラックスした表情で木に寄りかかっていたので、おそらく大丈夫なのでしょう。

リラックス~

フトアゴヒゲトカゲの謎の格好に毎回冷や冷やさせられます。

飼育スタッフ 一見

2019年06月07日

ついに、ホトケドジョウが!

以前、ホトケドジョウの採卵容器を紹介しましたが、ついにホトケドジョウが卵を産んでくれました。

残念ながら産卵行動を見る事は出来なかったのですが、このようにタッパーの中に卵が入っているのが確認できます。

1回の産卵で500卵以上も産んでいます。

 

産卵直後の卵を拡大してみるとこのような見た目です。

 

受精2日目になると、うっすら体の発生が始まっているのが見えます。

 

今後も卵の成長を順々にお知らせしていくので、お楽しみに。

飼育スタッフ 古根川

2019年06月06日

海を渡る不思議なチョウ

気温も上がり、

さかな公園ではたくさんのチョウの仲間を見るようになりました。

その中でも最近は

海を渡り大移動をする「アサギマダラ」を見かけました。

 

アサギマダラは黒の脈と浅葱色のまだら模様の翅が特徴的です。

春から夏にかけて北に進み秋になる南に下り、

たくさんの群れで行動します。

 

調査で海を渡り2000キロもの距離を

大移動した個体もいるといわれていますが、

なぜこんなに大移動をするのかという秘密は分かっていない不思議なチョウです。

 

さかな公園では毎年6~7月に見られ、

浅葱色の翅の色味がとてもきれいで、体の大きいチョウなのでとても探しやすいです。

ぜひ探してみて下さい。

 

飼育スタッフ 山﨑

2019年06月04日

今話題の影を利用したデザイン

今話題の影を利用したデザインですが、実は館内のスロープにもあります。

ちょっと話題になりました

スロープを歩くと魚が足元で一緒に泳いでいるようなデザインになっています。

一緒に歩いているかのような1枚

その他にも、スロープの途中のガラスには、魚の形のイラストが浮かび上がるように工夫されていたり、

館内の時計が魚の形になっています。

意外とこの時計人気なんです

魚だけではなく、デザインや装飾にも目を向けて館内を回ってみると違う楽しさがあるかもしれません

飼育スタッフ 西中

2019年06月03日

行こうぜ魚釣り!

 

今月6月3日(日)と30日(日)には水族館イベント「行こうぜ魚釣り!」を開催予定です。

毎年開催しているこのイベントは、富士五湖の1つ西湖に行って、実際に釣りをするイベントです。

   大人も子供も夢中になってる様子

参加者の皆さんは、岸から泳いでいるのが見えるオイカワや、沖合で水面をジャンプするマスを釣ろうと頑張りますが、

大抵は水底にたくさんいるヌマチチブが釣れます。

    水底で姿を見せるヌマチチブ

釣れた魚の一部はイベント終了後に水族館へ持ち帰り、エントランスの水槽にて期間限定で展示も行っています。

今年こそ大物に出会ってみたいものです。

  昨年度参加者の皆さんとの集合写真

飼育スタッフ 羽生

2019年06月02日

6月の水槽

6月に入り、梅雨の季節となりました。

水族館のマンスリー水槽も展示変更されて、今月はイエアメガエルが皆さんをお出迎えしてくれます。

マンスリー水槽のイエアメガエル

イエアメガエルは、木登りが得意なカエルで普段は木の上や壁面にくっついているはずですが、

水族館で展示している子たちは、なぜかよく地面や地中にいます。

かくれんぼ中…
地面からひょっこり

せっかくイエアメガエルのために入れた木の枝も、ただの飾りになってしまっています。

木の上よりも地面にいる方が好きなイエアメガエルなのでした。

飼育スタッフ 一見

2019年06月01日

過ごしやすい季節になりました。

2019年もあっという間に半分が過ぎてしまいました。

 

忍野村ではこの時期、日中は日差しが強い日があるものの朝晩は涼しくとても過ごしやすい季節です。

 

また、さかな公園内では多くの植物たちが花を咲かせています。

  

小川の流れる音を聞き、色鮮やかに咲く花をみながら公園内を散歩するととても清々しい気分になれます。

みなさんも自然の音や風景を楽しみながら散歩をしてみてはいかがでしょうか。

 

飼育スタッフ 鷲雄

2019年05月31日

天気の良い日には

最近の忍野村の天気は

快晴の日もあれば、雲が多かったり、雨が突然降ったりと、

毎日の気温差が激しく、健康管理がむずかしいです

 

 

晴れた日の休憩時間には水族館二階のウッドデッキに出て空を眺めています。

 

しかし、ただ眺めているのではありません。

大きなレンズをつけたカメラと一緒に、

野鳥を探しています。

晴れていれば大体の日は上空にトビが飛んでいます。

羽の模様、胴体の色、尾翼の形などに注目すると

時々形が変わった鳥も飛んでいます。

 

この前はノスリというタカの仲間が飛んでいました。

珍しい種類ではないですが、

観察や写真を撮っている時は大型の鳥好きの私にはたまらないひと時です。

 

飼育スタッフ 山﨑

2019年05月30日

謎の容器

 

突然ですが、これはいったい何だと思いますか?

市販のタッパーを加工して作っているのですが、

実はこれ「ホトケドジョウの採卵容器」なんです。

 

ホトケドジョウは水草に卵を産み付けるのですが、

メダカの卵のような粘着力はなく、底に落ちてしまいます。

 

また、落ちた卵を親が食べてしまうこともあるので、

それを防ぐためにこのような容器を使います。

 

使い方はとても簡単で、まずネットとネットの間に水草を詰め、水に沈めます。

あとは、卵を産んでくれるのを待つだけです。

産まれた卵はネットの間を通って容器に落ちていきます。

 

果たしてホトケドジョウ達はこの手作り容器に卵を産んでくれるのでしょうか。

今後が楽しみです。

 

飼育スタッフ 古根川

2019年05月28日

エサの時間

水族館のある忍野村では、30度を超えるような暑い日が続いていましたが、

今日は昨日と打って変わって最高気温が20度以下と少し肌寒いです。

 

水族館では「エサの時間」を毎日行っています。

間になると各水槽にいる魚のエサやりを見ることが出来ます。

魚によって与えている餌や大きさが違うので、食べている姿だけではなく、餌にも注目して頂けたらと思います。

魚の状態や状況によって時間が前後する事があります。

飼育スタッフ 西中