木登り
6月2日のブログで紹介したイエアメガエルですが、最近小さな変化がありました。
今まで地面にうずくまっていた彼らが、先日から木の枝に登るようになりました。
本来は樹上で生活している種類なので、これでやっと本来の姿に近づき、お客さんにも見てもらいやすい展示になったことでしょう。
イエアメガエルの気まぐれかもしれませんが、水槽のレイアウトを考えた身としては、枝を登ってくれたことに感謝しています。
飼育スタッフ 一見
カエルが脱いだ?
突然ですが、みなさんはカエルの脱皮を見たことはありますか?
昆虫や爬虫類の脱皮殻はよく落ちているのを見かけますが、カエルはほとんど見たことがないかと思います。
それは、昆虫や爬虫類の仲間は脱皮殻をその場に脱ぎ捨てるのに対し、
カエルは脱皮したものを自分で食べてしまうからです。
こちらは、偶然脱皮を観察できたアズマヒキガエルですが、器用に手を使って脱皮した皮を食べています。
カエルは爬虫類などのように鱗や角質化した皮膚ではなく、
粘膜で覆われた薄い皮をしているので、このように食べることが出来るのです。
無事脱皮も終え、綺麗になってご満悦のアズマヒキガエルでした。
飼育スタッフ 古根川
写真映えスポットを探せ!
「○○映え」という言葉が流行っていますが、私が思う水族館写真映えスポットは「晴れている時の横見水槽」です。
晴れているときに横見水槽から水の中を覗くと、水面に水底が映って、
まるで水中にいるような写真を撮る事が出来ます。
また、横見水槽の前には畳が置いてあるので、
寝ながら水中を見ていると泳いでいるような気分にもなれます。
写真映えスポットとして是非ご活用下さい。
飼育スタッフ西中
水上に咲く梅の花
水族館2階のビオトープも作製からだいぶ時間が経ち、植えた植物
ある日、水が出てくる場所に植え
バイカモは「
絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
花の部分だけが水上に出てきて咲きます。
県内では忍野村
山梨が誇る豊かな水の象徴たるバイカモを、このまま綺麗
飼育スタッフ 羽生
水族館DIY③
前回の水槽リニューアルDIYブログから1ヵ月が経ちました。
その期間いったい何をしていたのかと言いますと、答えのない石組みのパズルに苦戦していました。
切り終わった材料に石を張り付けていく作業をしていたのですが、石の形や大きさを考えながら組まなくてはいけません。
何回も石を並べては組み直すの繰り返しでとても頭と精神を使う工程でした。
最近、そんな苦戦する作業も終わり、立派な石組みの壁が出来上がりました。
完成がだんだん近づいてきて、皆さんにお披露目するのが楽しみです。
飼育スタッフ 一見
奇跡の1枚
6月も中旬に入り、最近は雨の日が多くなってきました。
湿度が高くなるこの季節はカエルたちも活発に動きます。
先日、館内の見回りをしていたら、1匹のカエルがまるでバレリーナのようなポーズで
水槽のフタにぶら下がっているのを発見しました。
蛍光灯の光を浴びている姿はまるで劇の主人公のような光景でした。
今後もカエルたちのおかしな格好には目が離せません。
飼育スタッフ 鷲雄
はばたきの練習
梅雨の季節で雨の日が続く忍野村ですが、
晴れになるとさかな公園
その鳴き声に誘われてさかな
目の前に体の小さな幼鳥を見つけました。
ま
近くに親鳥と思われるシジュウカラを発
どうやら、見つけたこの幼鳥はシジュウカラです。
きっ
近くにいた私の姿にも気が付かないくらいの一生懸命さに、
飼育スタッフ山﨑
ホトケドジョウの卵 その後
以前お知らせしたホトケドジョウの卵ですが、先日無事に孵化が始まりました。
こちらが孵化後の仔魚です。
産まれた直後は全長3mm程ととても小さく、体も透明です。
お腹に透明な袋のようなものがありますが、
これが卵黄です。眼も確認できますが、まだ発達しきっていません。
こんな姿でも、水が揺れるなどの衝撃があると泳ぎだします。
今後の成長も随時お知らせいたしますので、皆さんもぜひ応援していただけたらと思います。
飼育スタッフ 古根川
草履に似た海老
4月24日(水)から始まった企画展「漢字で見る生き物たち」ですが、残り1ヶ月を切りました。
さて今回は、その中から「ミナミゾウリエビ」を紹介します。
漢字は「南草履海老」と書きます。
履物の草履の様な形をしていて、長い髭と曲がった腰が人間の老人を思わせることから漢字が付けられました。
派手な体色と模様をしているので水槽内ではかなり目立ちますが、
生息しているサンゴ礁では周りが派手な色をしているため、擬態効果で目立たなくなります。
正面顔がとても可愛らしいので注目していただければと思います。
飼育スタッフ 西中
雨のカエル
いよいよ全国的に梅雨入りをして、雨や湿った天気が続くようにな
私たち人間にとっては、乾かない洗濯物や外に出るのが
カエルの仲間の多くは、繁殖期に
ですが、
田んぼからカエルの大