水族館DIY完
4月から始めた水族館DIYブログですが、ついに終わりをむかえました。
今まで作ってきたものが全て完成して、つい先日2日間かけて水草水槽のリニューアル作業を行いました。
作るのも大変でしたが、レイアウト変更の作業はもっと大変でした。
まず、水草水槽に入っている生体や砂、飼育水をすべて出す必要があります。
そのあとは、水槽に入って長年溜まった苔をこすり落としながら水槽掃除をしました。
きれいになった水槽に取り出して洗った砂や新しい飼育水、それに今回作ったレイアウト素材を入れて一旦完成です。
まだまだ物さみしい新水草水槽ですが、これから改善を加えて素敵な展示にしていきたいと思います。
飼育スタッフ 一見
野生個体に近づけ
まだまだ雨の多い梅雨の時期ですが、
先月に比べると気温も暖かくなりました。
また、気温も上がってくると、川の水温も少しずつ上がってきます。
この時期の川に棲むの多くの生き物は繁殖期になり、
魚は婚姻色を身にまといます。
水族館で展示している生き物も婚姻色が出始めて、体色が変わってきました。
中流水槽で泳ぐオイカワは、
銀色の体に緑や赤、黄色などの色でとてもきれいな色になります。
そして、野生下でのオイカワは飼育している個体よりも何倍も色味が強くなります。
展示でもこのような色味が出るように、
光量エサなどを替えて少しでも野生の個体に近づけていきたいと思います。
飼育スタッフ 山﨑
イギリス生まれのオシャレさん
7月3日(水)から夏の特別展「金魚のお祭り 夏の大金魚展」が始まりました。
今回はその中から私のお気に入りの金魚「ブリストル朱文金」を紹介します。
イギリス生まれの金魚で、日本には2002年に持ちこまれたと言われている種類ですが、
この金魚の特徴はなんといってもハート型をした尾鰭です。
ハートをひらひら揺らしながら泳ぐ姿は見応え十分で、少し可愛らしさもあります。
他にもたくさんの金魚を展示していますので、ぜひご覧ください。
飼育スタッフ 古根川
金魚のお祭りがやってくる!
現在、水族館では7月3日(水)から始まる特別展「金魚のお祭り 夏の大金魚展」の展示変更の真っ最中です。
綺麗に洗った水槽に金
20種類以上の金魚たちが皆様をお出迎えします。
また、
飼育
ホトケドジョウの卵の成長
以前からお伝えしているホトケドジョウの卵ですが、その後も次々と親が新しい卵を産み、お世話が少しずつ忙しくなってきました。
産まれた卵はどんどん孵化し稚魚になっていきますが、なかなかエサを食べてくれません。
ですが、水温を変えたり、容器を大きくしたりと試行錯誤した結果、何匹かの稚魚がエサを食べてくれるようになりました。
お腹の色が黄色くなっているのがエサを食べている証拠です。
これからもしっかりお世話をして、立派なホトケドジョウに育てていきたいと思います。
飼育スタッフ 鷲雄
焼酎一杯ぐいー
以前からさかな公園で見ることができる鳥をご紹介していますが、
実際に鳥の姿を見つけるのは難しかったりします。
しかし、鳥の鳴き声はどこからともなく、
いろいろなところから聞こえてきます。
なので今回は、夏に鳴き声をよく聞くことができる鳥を紹介します。
まず、鳥の鳴き声を覚えるのに使われる「ききなし」というものがあります。
これは、鳥の鳴き声を人の言葉などで表わしたものです。
今回紹介する鳥のききなしは「焼酎一杯ぐいー」です。
実際には「チヨッチヨッ、ビー」と鳴きます。
この鳴き声の正体は「センダイムシクイ」です。
体はオリーブ色でウグイスに似ていて、眼の上に白い線があるのが特徴的な鳥です。
姿を見つけるのはとても難しい鳥なので、ぜひ鳴き声を探して下さい。
飼育スタッフ 山﨑
見応えたっぷりのアユ
本日、今年最後のアユを外池に放流しました。
今までは10cm前後のサイズでしたが、今回は15cm前後で中には20cmを超えている大きなサイズを放流しています。
また、外池だけではなく川の魚水槽の中流域にも大きな個体を追加しました。
立派なサイズを近くで観察できるので、思わずよだれが垂れてしまいそうです。
今が見ごろのアユ達をお見逃しなく。
飼育スタッフ 古根川
淡水にすむウツボ?!
企画展「漢字でみる生き物たち」ですが、早いもので残り1週間と
水槽のレイアウトやパネル作製などを企画者としてや
今回は「ヤマウツボ」を紹介します。
漢字は「鱓(魚へんに單)」と書きます。
「單」
顔は海に生息しているウツボにそっくりなので、
ヤマ
飼育スタッフ 西中
夏の準備
水族館が一番賑わう時期は何時か?
答えはそう、夏休みです。
現在
7月3日(
そのほかにも、
それ
飼育スタッフ 羽生
ビオトープの新しい生き物
ビオトープの植物がかなり成長してきたので、剪定を行いました。
その際に池の中をいろいろ見ていたら、新しい生き物を発見しました。
こちらはカゲロウの仲間の幼虫です。
カゲロウの仲間はきれいな水の中に卵を産み、幼虫時代を水の中で過ごします。
成虫になると水上に出てきて、空へと飛んでいきます。
どうやら、このビオトープの中で卵を産んでいたようです。
今後も色々な種類の生き物にやってきてもらえるように丁寧に管理していきたいと
思います。
飼育スタッフ鷲雄