2019年07月05日
野生個体に近づけ
まだまだ雨の多い梅雨の時期ですが、
先月に比べると気温も暖かくなりました。
また、気温も上がってくると、川の水温も少しずつ上がってきます。
この時期の川に棲むの多くの生き物は繁殖期になり、
魚は婚姻色を身にまといます。
水族館で展示している生き物も婚姻色が出始めて、体色が変わってきました。
中流水槽で泳ぐオイカワは、
銀色の体に緑や赤、黄色などの色でとてもきれいな色になります。
そして、野生下でのオイカワは飼育している個体よりも何倍も色味が強くなります。
展示でもこのような色味が出るように、
光量エサなどを替えて少しでも野生の個体に近づけていきたいと思います。
飼育スタッフ 山﨑