2019年02月03日

Mitten crab(手袋ガニ)

今回は新しい生き物の紹介です。

 

以前、お客さまからのご要望で

「カニやエビなどの甲殻類が見たい」とのご意見がいくつかありました。

今までサワガニ、アメリカザリガニ、テナガエビと展示に追加してきましたが、

さらにご要望に応えるべく、新しい甲殻類が仲間入りしました。

その名も「モクズガニ」です。

このモクズガニの特徴はなんといっても腕に生えた大量の毛です。

ただ、何の為に生えているのかなどの解明が進んでおらず、

センサーのような働きをしているのではないかと言われています。

また、食用として有名な「上海蟹(チュウゴクモクズガニ)」の近縁種でもあり、

本種も地域によっては3,000円以上の高値が付くこともあります。

まれに脱走をもくろんで壁をよじ登ろうとするなど、活発に動き回ることもあるので見ていて飽きない生き物です。

飼育スタッフ 古根川