2018年09月23日

クラゲ採集

先日、「家の近くの貯水槽にマミズクラゲがいる」と、静岡県在住のよく釣りをされる方から電話があり、調査に行ってきました。

雨の中での調査でしたが、水面には沢山のオスのマミズクラゲが泳いでいました。

 

マミズクラゲはポリプと呼ばれるイソギンチャクのようなものから生まれてきます。

このポリプは無性生殖というクローンのような方法でどんどん増えていくので、1つの池にオス、メスのどちらかしかいないと言われています。

水族館には現在メスのポリプしかいないので、生まれてくるクラゲも全てメスです。

 

今回の調査で、貯水槽の底にある沈殿物や藻などを採取したので、

有性生殖を目標に顕微鏡酔いに耐えながら、ポリプ探しをしようと思います。

 

飼育スタッフ 西中