2018年08月03日
「子負虫」、読めますか?
特別展「むし・虫・蟲」が始まってから、早いもので一か月が経ちました。
二階企画展コーナーでは水生昆虫などを展示していますが、
その中の「コオイムシ」が産卵・孵化しました。
コオイムシの仲間は名前の通り、メスがオスの背中に卵を産み付け、
オスは幼虫が孵化するまで背中で卵を守り続けるという少し変わった繁殖行動をするのが特徴です。
孵化した幼虫は小さいながらも、親と同じ立派な鎌を持っています。
まだ全ての卵が孵化したわけではなく、これからもどんどん産まれてくるので、
タイミングが合えば水槽内で産まれたてのベビーを観察するとこが出来るかもしれません。
飼育スタッフ 古根川