2017年12月16日

富士の介がやってきた

14日(木)、水族館1階企画展コーナーにて「富士の介(ふじのすけ)」の展示が始まりました。

山梨県が新たなブランド魚として開発した「富士の介」は、キングサーモン(父)とニジマス(母)の交配種で、
3年養殖したものは全長約70cm,体重約3kgに成長する魚です。
極めて美味とされるキングサーモンと丈夫で育てやすいニジマスの掛け合わせのため、
飼いやすいだけでなく、きめ細やかで脂のりの良い身が期待されています。
先月中旬から県内養殖場で現地実証試験が開始され、2020年の出荷を目指しているのですが、
今回はこの富士の介をより多くの方々に知って頂きたく、水族館での展示が決まりました。
水槽で泳いでいるのは、体長40cm越えの体重1.5kgほどある2歳魚です。

作出方法などのパネルと一緒に展示していますので、是非興味をもっていただけると嬉しいです。
食べられるようになる日が待ち遠しいですね。

飼育スタッフ 亀井