水族館に舞い降りた天使
今年も水族館1階エントランスホールに「クリオネ」
北極海や北大西洋などの寒流域,水深0m〜
北海道にも流氷とともに現れます。
透明な体に左右の翼のような足,ちいさな頭部の角,
ピンク~橙色の器官が美しいことから「流氷の天使」
日本での名前は「ハダカカメガイ」
でもこのふわふわ泳ぐ可愛らしい姿、
ずっと眺めていられそう。
期間限定の展示となりますが、
飼育スタッフ 亀井
移動水族館
ヘビ展のお知らせ
平成29年3月1日から水族館1階企画水槽の展示が、企画展「みんなの人気者」から特別展「ヘビ展」に変わります。
一般的にヘビと呼ばれるのは「ヘビ亜目」の仲間で、現在、約3000種類が確認されています。
毒を持っているイメージの強いヘビですが、実は全体の約75パーセントは持っていないと言われています。
私は今、皆さんにヘビの魅力を知ってもらうために、生き物を集めたり、パネルを作ったりと大忙しですが、皆さんの「わっ!」と驚く顔を思い浮かべながら頑張っています。
なかなか見る機会の少ないヘビを身近に感じてもらい、興味、関心を持ってもらえると嬉しいです。
日時:平成29年3月1日(水)~平成29年7月3日(月)
場所:水族館1階企画水槽
飼育スタッフ 西中
サワガニの着替え
不思議な生き物
かくれんぼマスター
今回ご紹介する生物は、水族館の中でも隠れ上手な「モリアオガエル」です。
黄緑色の体色に8cm程まで成長する比較的大きなカエルですが、大きな体をしているのに
隠れるのが上手い理由として、このカエルの生息環境に秘密があります。
モリアオガエルは樹上性のカエルで、自然界では指先にある大きな吸盤を使って器用に木を登り、
枝先などでよく見られます。また、夜行性のため日中はあまり動き回らず、じっとしています。
水槽内でも、背景パネルの上や水槽上部に張り付いてじっとしていることが多いので、
普段から見慣れている私たち飼育員でも見失うことがあります。
お越しの際は、隠れ上手なこのカエルを水槽の隅々まで探してみてください。
飼育スタッフ 羽生