2月のマンスリー水槽
2月23日の「富士山の日」にちなんで、
明日から”西湖”
山梨県は海がないため、
盛んな県です。
富士山の噴火によってできた堰止湖である富士五湖は、
棲んでいませんでしたが、
ウナギもかつては放流が行われていましたが、
広い湖で自由に過ごすウナギたちは、
赤い眼の魚
今回は淡水水族館にいる少し変わった魚を紹介します。
現在水族館1階に展示されている「アカメ」という魚ですが、実は海の水と川の水が混ざり合う汽水域から沿岸部分に生息していて、純粋な淡水域には生息していません。
大きさ1m以上にもなる大型の肉食魚で、日本周辺にのみ生息する固有種と言われています。
また「赤眼」という和名の由来にもなっている、少し変わった眼が特徴でもあります。
明るいところでは、普通の魚と変わらない黒目をしていますが、暗い場所で光が反射すると赤く光ります。
現在は絶滅危惧ⅠB類(環境省レッドリスト)に指定され、個体数が激減してきている希少な魚です。
日本を代表する魚の1種として、ご来館された際は是非ご覧ください。
飼育スタッフ羽生
青いマス
カジカガエル
メキシコサラマンダー
現在、水族館1階企画水槽では企画展「みんなの人気者」
今回はその中から「メキシコサラマンダー」をご紹介します。
名前だけを見ると、いったい何の仲間なのかと身構えがちですが、
このウーパールーパーとは日本で使われている流通名(
「アホロートル」
様々な色のバリエーションや胴の短いタイプなどが作り出されてお
今もなおペットとして人気の高い生き物で、
とても有名になったメキシコ
宇宙人のように扱われていたこともあったそうですが、
水族館にいる2匹ような色などがよく知られていますが、
実際の色は黒っぽいんですよ。
本来の生息地メキシコでは、乱獲や水質汚染などにより、
新たな魚
新展示開始のお知らせ
1月も6日が過ぎ、街のお正月ムードも段々と薄れてきました。
さて、以前よりブログでご紹介してきた新水槽棚ですが、先日ついに完成して展示開始と
なりました。
展示内容は今まで伏せていましたが、実は以前まで展示していた「山梨県周辺に住む両生類」水槽のリニューアルだったのです。
水槽本数,展示種数も大幅に増え、以前の6本6種から9本14種と倍以上になりました。
更に、それぞれの生物が生息している自然環境を再現したレイアウトを行っています。
今は山梨県周辺に生息するサンショウウオ・カエルの仲間を展示していますが、今後は
山梨県に生息する両生類全種の展示を目指しています。
水族館にお越しの際は、新しくなった両生類水槽を是非ご覧ください。
飼育スタッフ 羽生
イカ墨で書初め
新年明けましておめでとうございます。昨年は沢山の方々に来ていただき、有難うございました。今年も皆様に水族館を楽しんで頂けるようにスタッフ一同頑張ります。本年もよろしくお願い致します。
さて、水族館では1月2、3日に新春特別イベント「イカ墨で書初め」を開催しました。
普段使う墨汁ではなく、なんと本物のイカ墨を使って書初めをするイベントです。
実はインクや絵具にある「セピア」という色は、イカ墨由来の黒みがかった茶色の事で、イカ墨は意外なところでも使われています。
参加されたお客様は、今年の抱負やイカの絵など様々な内容を書かれていました。
今年はイカのように味のある年になるように、私もイカ墨で書初めをしたいと思います。
飼育スタッフ 西中