2015年06月12日

カエル

今日の忍野村は雨が降ったり止んだりで湿度が高く、空気がまとわりつく感じがします。

そんな季節でも元気な生き物がいます。それは「カエル」です。
現在、水族館では「生き物の生きる技展」で「ヒキガエル」、
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※ ヒキガエル

マンスリー水槽で「モリアオガエル」を展示しています。
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※ モリアオガエル

特に「ヒキガエル」は民家の軒先に現れたりする身近な「カエル」です。
最近は河川のコンクリート化や田んぼの減少等により姿を見なくなってきました。
ご年配の方などは「懐かしい」とゆっくり展示をご覧になって頂いています。

あと、「カエル」たちには毒がありますので、もし触ったら必ず手をよく洗って下さいね。

                     水族館  伊藤

2015年06月08日

生き物調査

昨日は中央市内の川でヤツメウナギの調査があるということで参加してきました。
ヤツメウナギは砂地で川の流れが緩やかな場所を好みます。
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そういった場所を網を使ってひたすら探します。
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その結果、やっとの思いで一匹捕ることが出来ました。
このヤツメウナギは山梨県では最近発見されたばかりの魚でとても貴重な魚です。
皆さんも珍しい生き物が生きる川を自然をどうか大切にしてあげてください。
飼育スタッフ 七井

2015年06月04日

草刈り

雲一つない晴天に恵まれている水族館です。
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天気がいい日は外で動くのが一番です。
と、言うことで本日は「魚釣り体験」のイベント準備で草刈りに来ています。
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忍野村を流れるこの川はコンクリートに覆われている部分が少なく
生き物たちが住みやすい環境が残っているため、アブラハヤやオイカワがたくさん泳いでいます。
当日も今日みたいに天気が良いことを祈ります。

飼育スタッフ 加藤

2015年05月31日

ジャブジャブ池

最近の忍野村は夏を思わせる陽気が続いています。
水族館のカメも気持ちよさそうに甲羅干しをしています。
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夏といえば、ここ「さかな公園」には池があります。
この池「ジャブジャブ池」という名称で地下からポンプで湧水をくみ上げています。
富士山の湧水なのでとても冷たく、池の深さも子供の足首くらいの水位なので、
水遊びを安全にできる格好の場所です。
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これからさらに暑くなる季節になってくるので、水族館を見終わった後は
「ジャブジャブ池」で涼を楽しんでは如何でしょうか。

                   水族館  伊藤

2015年05月27日

オタマジャクシ

「オタマジャクシ」というとカエルの子だけを思い浮かべがちですが、
カエルの他にサンショウウオやイモリの仲間を含む両生類の子ども時代の名前なのです。
サンショウウオやイモリは、目の後ろあたりから生えている外鰓(がいさい)と呼ばれる
ひらひらしたものが成長するにつれ徐々になくなってきて、水中だけだった生活範囲も
陸まで伸びるようになります。
先日まで水族館1階企画水槽で展示していたハコネサンショウウオ
実はオタマジャクシだったんです。
ハコネ
今はまだ少数ですが、大人になって陸に上がってきている個体もいます。
外鰓が小さくなってきて上陸を控えている子たちもいるので、今後がとても楽しみです。
ハコネサンショウウオ

飼育スタッフ 亀井

2015年05月24日

便り

水族館の周りでは今年もカエルからの便りが届きました。
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みなさんこれは何かわかりますか?
これはモリアオガエルの卵の塊です。
このカエルたちは白い泡状の部屋を作って、その中に卵を産みます。
この泡は卵を乾燥や捕食者などの外敵から守る役割をしていて、
泡の中で産まれたオタマジャクシは次第に下の池へと落ちていきます。
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モリアオガエルならではの、ちょっと変わった生態です。

飼育スタッフ 加藤

2015年05月21日

養殖魚展

最近は日差しも強く夏の陽気が続いています。
今回は昨日5月20日から展示が始まった養殖魚展を紹介します。P5190332
※展示変え作業の様子

この養殖魚展は山梨県で養殖されている生物を中心に展示をし、普段食べている魚たちはどうやって生きているのか。またスーパーなどに並んでいる切り身の、もともとの姿、形を知ってもらえる展示になっています。P5190331

ぜひ見に来ていただければと思います。
展示期間は2015年5月20日から6月29日まで展示しています。

飼育スタッフ 七井

2015年05月15日

お魚採集ウォチング

最近の忍野村は夏を思わせる陽気で、草木が青々してきました。
公園内のジャブジャブ池では子供たちが水遊びするようになってきました。

水遊びといえば毎年水族館で開催しているイベント「お魚採集ウォッチング」の
募集を開始しました。
このイベントは忍野村を流れる新名庄川に入り、魚などの生き物を採集し、
楽しみながら自然や命のつながりについて考えるイベントです。
大人も子供も楽しめますので夏休みの思い出にいかがでしょうか。
採集ウォッチング
8お魚採集ウォッチング 015

日時・・・7月26日(日)、8月23日(日)
対象・・・小学生以上(小学生未満 要相談)、各々先着20名、要予約
参加費・・・入館料+保険料(231円)
申し込み・・・「森の中の水族館。」 ℡0555-20-5135まで

※雨天時、川の状態によってはバックドツアーに変更します。

                        
                           水族館  伊藤

2015年05月10日

養殖魚展

現在、「企画展 湧き水に棲む生き物たち」を開催中の水族館1階企画コーナーは、
今月20日(水)から「特別展 養殖魚展」を開催します。
海のない山梨県には無縁に思える水産業ですが、実は豊富かつ綺麗な天然水に
恵まれているため、それを生かした”養殖”がとても盛んなのです。
養殖とはどんなものなのか、どんな生き物が養殖されているのか、
山梨ではどのようなことが行われているのかなど、いろいろな生き物たちとパネルでご紹介。
二重ニジマスソウギョ
ベステル
6月29日(月)まで開催です。

今度の火曜日には恒例の展示替え作業があるので、
気合を入れてひっくり返ろうと思います。

飼育スタッフ 亀井

2015年05月07日

ゴールデンウィーク

今年のゴールデンウィークもたくさんのお客様にご来館いただきました。
誠にありがとうございました。

ゴールデンウィーク中は当館で大人気のイベント、チョウザメタッチングを行いました。P5030323

水温が12℃と冷たい水の中、楽しくチョウザメにふれあい、学んでいただきました。
中には怖くて触れないお子様もいらっしゃいましが、大きくなったらまたチャレンジしてもらいたですね。
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またのご来館お待ちしております。

飼育スタッフ 加藤